多様な素材と技法で、医科歯科医療施設様、そして患者様の課題とニーズにお応え致します。
昨今のニーズの多様化に対応するべく、最新技法、素材の情報を的確に捉えた設備対応と、歯科技工士の専門性を高め、高精度で安定した品質の技工物をご提供させて頂きます。
放射線治療用マウスピースとは、頭頚部放射線治療に用いるマウスピースです。放射線治療装置による治療は、腫瘍細胞に致死的ダメージの放射線を照射することにより完治または縮小を目指します。
その際に、舌がどうしても邪魔になること、舌への放射線の影響が大きくなってしまうことがあります。
そこで地方独立行政法人総合病院旭中央病院放射線科の医学物理士からのご要望や助言をたくさんいただき考案したのが放射線治療用マウスピースです。癌の部位や照射方法によって使い分けます。
以前はアクリルレジンとEVAプレートプレスにより作製していたのですが、現在は3DCADでのデザインならびに3Dプリンターで作製しています。
3DCADでデザインする利点としては、舌の大きさを個々の患者さんに合わせてカスタマイズ可能なことです。また、3Dプリンターでの造形は、生体適合性サージカルステント用レジンをセレクトすることによりオートクレーブも可能です。
歯科用CADソフトはこのマウスガードをデザインする機能がないので、試行錯誤のうえ歯科用CADとスカルプ系3Dモデリングソフトを併用するデザイン方法を確立しました。
たくさんの口腔癌の患者さんのお役に立てればと思います。
高齢者の義歯、特に口腔機能が低下している患者さんには、カスタマイズや修理がしやすい保険の義歯が適していると考えています。摂食嚥下障害を持つ患者さんや、脳卒中による麻痺が残っている患者さんの義歯を得意としています。
介護で必要な基礎的な知識と技術ならびに高齢者の気持ちを理解するため、介護初任者研修(旧ヘルパー2級)の資格を取りました。
独自の製作方法で、歯科医師から預かった作業模型に対して適合精度の高い義歯に仕上げることを心掛けています。
多発血管炎性肉芽腫症
(ウェゲナー肉芽腫瘍)
口腔癌術後
顎の骨の欠損を義歯により補填します。
審美性や嚥下機能を考慮し、機能回復を目指した顎義歯を作製します。
口腔外科歯科技工室に40年間勤務した知識と経験を活かして、チーム医療に携わりたいと考えています。
睡眠時無呼吸症治療用のスリープスプリントです。
成型シートタイプは、ハードシート1枚プレス、または内面はソフトシートで外面はハードシートの二重プレスで上下のスプリントを作製し、いびきの止まる位置で固定し、上下一体とするタイプです。また、3Dプリント一体型タイプは、チェアサイドであらかじめいびきの止まる位置のバイトを採っていただき、3DCADでデザインしたものを3Dプリントするタイプです。
総合病院勤務中に循環器内科の医師と長年連携して作製していた経験を活かし、歯科医師の希望にそったスリープスプリントをご提供します。
摂食嚥下専門歯科医師の原豪志先生考案の唾液誤嚥防止のためのマウスピースです。
メラ唾液持続吸引チューブは口腔内にて固定源を持たないため、体動や口腔の動きにより口腔外に脱落してしまうことがあります。このスプリントは唾液持続吸引チューブをマウスピースにより固定することを目的とした口腔内装置です。
Toguchi Medical Labでは独自の製作方法により、片側タイプも可能とした唾液持続吸引マウスピースも提供可能です。
・インプラントオーバーデンチャー
・インプラント診断用CTステント
・インプラントサージカルガイド
・口蓋裂ホッツ床
・顎関節症治療用マウスピース
・手術用マウスプロテクター
・止血シーネ
・舌接触補助床
・軟口蓋挙上装置
・スピーチエイド
・その他保険適用口腔内装置
・研究用模型
・福祉補助具
など